NPO立航博では空を飛ぶものだけでなく『空』そのものにも関心を深めています。
昨夜の荒天の影響か那須野ヶ原の冬空は刻々と変化し、恐ろしい速度で雲が流れていきます。
昨日、沼ッ原への道路が閉まる冬季最終日なので湿原まで出かけてみました。天気は快晴、風もなく暖かく大空が近づいてすこぶる快適でしたので三斗小屋宿跡まで足を延ばし『白湯山』鳥居を拝しつつ、ここから始まる行者道取付きの見当をつけてきました。
ルート途中の麦飯坂に石仏があり【麦飯】と梅干、煮干の醤油がけをお供えしました。
ここから三斗小屋宿に向かって大声で ” 飯を炊け~ ″ と叫ぶ・・・
三斗小屋宿跡にある鳥居。以前来た時、何故崖下の川を背にして立っているのかと不思議に思いましたが、その後書物でここより御宝前に至る神聖な鳥居とわかりました。
ここより続く行者道はいかに、既に訪れるものもなく元の自然の姿に戻ったのでしょうか・・・雪が解けた来春また訪ねてみます。
ところで、ここで登山の男性に会いました。この人がガスコンロで何やら炊いていたのです。私が叫んだ ” 飯を炊け~ " を聞き麦飯を炊き待っていたのでしょかねぇ?