那須の飛ぶ仲間

今年の夏は那須高原の酒処『荒青屋』ではお客が少ない。

周りにキノコも出ない、蛇は2回、鹿には小さいのに2頭出会いましたが、例年と比べてずっと少なくなりました。その中で飛んで来店したのは・・・

これは来店した客の虻(アブ)、那須岳には高貴な【飯盛アブ】が住んでいます。沼ッ原湿原に上がる途中にもアブの生息地があり何万といったアブが飛んでいます。沢山捕まえれば扇風機になるかも。よく見るとこの扇風機は複雑な羽の動かし方をしています。その昔、これにヒントを得て『小栗ローター』を発明した人がいました。

ペロッと一舐めして開放。

この客は甘いのが好きなスズメバチさん。

我慾旺盛な大蛾の君。

この客はギシギシと騒いで少しうるさいのです。

見事に長い触覚が自慢の客、カマドウマさんです。前足で上手に触覚を曲げ、口に持っていきもぐもぐと手入れをします。

これは招きざる客、ダニ様です。飛びませんが今回特別の紹介です。

先日、登山から戻り道具を片付けていると何やら足元から這い上がってきました。

山では過去二回ダニに嚙まれているので直ぐ分かりました。速やかにお引き取り願いました。

ところで夜中、店に入っては来ないが近くの大木の上から ”クックフェッフェッフッフッフフフー” と悪魔が笑っているような不気味な声が聴こえてきました。YouTubeで調べるとフクロウの地鳴きだそうですが、分かっても気味が悪いのです。

さて、客も来ないので地元の美味しい【板室ワイン】を飲みましょうかねぇ。