飛ぶ仲間:飛行機/エアロコマンダー

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画像はアメリカの小型プロペラ双発機エアロコマンダー680型機の機種部の搬出風景です。
東京の調布飛行場にある航空会社からNPO立航博へ寄贈されました。この飛行機は胴体内に大きな垂直カメラを取り付け上空から地上を撮影する仕事に使われました。使用される巻きフイルムの幅は何と19センチもあります。(普通のカメラのフイルム幅は3.5センチ)
一般的に飛行機は軽いアルミニュウム合金で造られています。アルミの錆は鉄に比べるとずっと少なめで飛行機は長持ちします。この飛行機も30年近く仕事を続けてきました。しかしさすがにくたびれたのか最後はNPO立航博に引き取られ余生を送っています。
この飛行機はヒコーキマニアの小澤運送店の社長さんと息子さんがボランティアで運搬してくれました。
息子さんは元飛行機の整備士です。将来はサターン5ロケットも運んでくれるかもしれません?
もちろん普段は一般貨物の運送です、御用の節は上記へよろしくどうぞ。

注)サターン5ロケット:月着陸船アポロ11号打ち上げロケット