Entries from 2009-01-01 to 1 year

今年最後のハッピーニュース!

画像は有名なフランスの自動車 「ブガッティ」 です。 ブガッティは戦前、飛行機しかもレーサーを1機作りました。 ドイツがパリに侵攻して来たため初飛行は出来ずこの計画は放棄されました。 驚いたことにこの 『モデル100レーサー』 は戦後30年間ひっ…

忘年会

きのうNPO立航博の忘年会を所沢の創業百年、割烹『美好』 で行いました。 日本初の飛行場が開設された所沢には当時の面影をいろいろ見いだすことが出来ます。 日本航空史上、初の犠牲者となった木村、徳田両中尉の碑や陸軍航空参考館 (当時はアンリ・フ…

追憶

画像は今年最後の妄想写真です。 場所はNPO立航博レストラン 「五戦隊」 内のカフェ・モンマルトル、 時代は禁酒法施行の1920年代、 ウヰスキーはカナダからの密造酒として想定・・・・・オンザロックのグラスにはかつてリノ・エアレースで活躍した今…

クリスマス・プレゼント

今日はクリスマス・イブ、NPO立航博に80年前の彼方からフルーツケーキが届きました。 誰からかと送り状を見れば通信欄に 『AL CAPONE』 とあります。 アル・カポネは1920~30年代アメリカのシカゴで暗躍したギャングの親分です。 クリスマスプレ…

立川のお話し

画像はオールド無線マニアご存じ立川の杉原商会です。 久し振りに訪ねてみれば扉は閉まりもぬけの殻、聞けば3年前に閉店したそうです。 杉原商会は米軍関係放出品の航空計器も売っていました。 立川近辺には米軍からのジャンク品を引き取る店が何軒かあり、…

人を呪わば穴二つ

横田基地の隣りに大穴の二つありけり。 何用の穴と覗きいれば草など其処に生え妖気漂うが如し・・・・・のぞき込むうちクラクラと落ちそうになり、あわてて離れました。 戦時中爆弾の落ちた跡か、何のための穴か解りません。 ところでグーグルアースの座標で…

所沢、甘苦日記

先日訪れた埼玉県所沢駅周辺は新旧の交代が著しく、近年建った天をつくような高層マンションが7つも8つも林立しています。 画像は大正時代から陸軍所沢飛行場の飛行機を撮影してきた写真店 「喜夛川写真館」 です。 喜夛川写真館は多くのガラス乾板 (ガラ…

所沢のスイーツとビター

おととい、所用で所沢へ行きました。 帰りに寄ったのはお菓子屋さん 「ねぎし」 と 「梅月」 です。 今回は足をのばし 「所沢航空発祥記念館」 へも行ってみましたが、あいにく休館日でした。 「ねぎし」 の飛行機スイーツ6種。 以前は飛行船と気球サブレが…

Neta Sagashi

オジさんは訳あって埼玉県所沢にいた。 昼食はウェンディーズのハンバーガーとチリビーンズ (ウェンディーズは今月限りで撤退です) 好物のチリビーンズをもう食べられないのか、とても残念です。 チリビーンズを目当てに横田基地友好祭にも行きましたが近…

冬涸れ

前回はアメリカの飛行訓練会社 「種馬51」 のご紹介をしました。 当方は既に種涸れオジさんになり、ブログのほうはネタ涸れです。 今日の立川は雨も上がり風もなく小春日和の天気になりました。 画像は立川から見た奥多摩の山々です。 昨日の雨は山では雪…

飛ぶ仲間 : 馬

アメリカの2010年版カレンダーを入手しました。 来年のアメリカは午(馬)年か?、1月から12月まで全部馬の写真です。 この空飛ぶ馬の名前は第二次大戦のプロペラ戦闘機 「ムスタング (野生馬)」 です。 カレンダーの表紙はドミニカ空軍が近年まで…

飛ぶ仲間 : 鳩(ダブ)

ご存じ、向こうのお山までウサギと競争し勝ったのはカメさんです。 カメさんは今度はハトさんと問答し押し切ってしまいました。 カメさんが強いのかハトさんが弱いのか?・・・・・・ずっと昔には軍鳩という強いハトさんがいて軍隊では通信 (伝書鳩) に使…

飛ぶ仲間 : UFO

きのうイギリス国防省がUFOの調査を打ち切ったとニュースが流れました。 防衛上問題なしと結論づけたようですが画像のような円盤に自分の自動車がつぶされたらどうしましょう。 フランスでは国立宇宙研究センターがUFO情報をネットで公開したり、アメ…

飛ぶ仲間 : 鳩と飛行機タイヤ

このところ巷では鳩に憤慨(糞害か?)する話で騒がしい。 ハト、カラス、ムクドリなどの鳥害対策には防鳥ネットが効果あるそうな。 画像はNPO立航博の保存資料・65年前の飛行機の車輪です。 農家のリヤカーに付いていたもので戦後物資の欠乏していたと…

飛ぶ仲間 : 月ロケット

今日は今年最後の満月です。 NPO立航博の東の空にまんまるお月さんが昇りました。 竹取物語では、かぐや姫が月へ帰る昇天絵に雲に乗った天女とともに、飛ぶ車 (牛車のような御輿のような?) が描かれています。 その場面は 《屋の上に 「飛ぶ車」 を寄…

【今回のテーマ】これ“○年物”です! 私の年代物

皆さんこんにちは、NPO立航博からの年代物ご紹介は57年前 (元)青木航空で使われたセスナ機です。 画像はレストアの終わった尾翼です。 全体を終わらせ大切に保存したいと思います。

ダグラス DC-8

09:32 懐かしのジェット輸送機 DC-8 が横田基地を南に向け離陸しました。 世代交代でもうこの優美な姿は見られないと思っていました。 飛行場近くの人でないとこの恩恵は受けられず、オジさんは果報者です。

セスナ機の分解

今日はセスナ機の固定式主脚を外してみました。 板バネ製でダンパーはついて無く以外に簡単に胴体から抜くことができました。 しかし良く見ると車輪は別のがついています。 部品便覧で確認するとブレーキ部品も欠品しているようです。 取りあえず正規部品が…

たかがプロペラ、されどプロペラ

古いセスナ機のプロペラのレストアに挑戦しています。 まずペンキをはがし各部の点検、計測を行ってみました。 認定工場によるオーバーホールではないので全ての項目は出来ません。 参考にしたのはプロペラの取扱い説明書です。 まず重さ、長さ、その他 計測…

リチャード・デリシャスりんご

オジさんは東京立川の昭和記念公園にいた。 65年前ここは航空技術研究所を含む旧陸軍航空の中枢施設があったところですが現在は全く想像も出来ません。 78年前にはミス・ビードル号がこの立川飛行場に飛来し、その後青森県より太平洋初横断飛行に飛び立…

ダビンチ・コード(暗号)

57年前の古いセスナ機から取り外したプロペラの打刻を調べてみました。 基本設計番号、クランクシャフトのタイプ、先端部の外形、直径、一回転で進む距離(1.35メートル)、米航空局証明番号、製造証明番号それと分解検査・調整実施などなど。 さて、こ…

プロペラのレストア

57年前の(元)青木航空のセスナ機復元を始め、現在垂直尾翼と主翼端カバーまで終わりました。 今回はプロペラです。 オリジナルの状態に戻するため、まずペンキを剥がし磨いてみました。 全面中央部に沢山の英数文字が打刻されています。 「McCAULEY IND.…

燃料絞り

今日の立川は冷たい雨が降り吐く息も白くなりました。 画像はセスナ170型のエンジン操作装置取り付け部です。 先日スロットルケーブルを外しましたが、その左上にチョークみたいな赤いノブがあり英語で 「Mixture Pull Lean」 と印字してあります。 何だ…

飛ぶ仲間 : 鳳凰と麒麟

今日、郵便局に切手を買いに行くと丁度 「天皇陛下御即位二十年記念切手」 が発売されたところでした。 鳳凰と緑と青二種の麒麟が印刷されています。 飛ぶ仲間とはおこがましいですが図柄に惚れ込み1シート購入しました。 切手の大きさの限界かもっと大きく…

移り気

今日は思うところがあってエンジン回転を調節するスロットル・ケーブル外しに挑戦しました。 どのように外すか分からず悪戦苦闘の末やっと取り外しました。 ネジ関係は全てインチサイズです。 外部は皮膜が取れた箇所もありこれでは内部は固着して動かないと…

マンホール蓋の美学

秋も深まりここ立川の木々の葉も紅葉を始めました。 今日のお題はゲイジュツについて・・・? 日本で最初の飛行場が出来た埼玉県所沢市のマンホールの蓋。 東京の三鷹市は三の文字と鷹を図案化。 日本の航空史の大御所であった野沢正さんは東京に居を構える…

御国(みくに)飛行学校

きのうはポカポカ陽気の天気に恵まれ自転車で30分の多摩川まで行ってきました。 着いたところは啓明学園という学校です。 構内に北泉寮という古い建物があり一般公開されるというので見てきました。 この邸宅は三井家の別荘として82年前多摩川と秋川の合…

喜びも悲しみも幾星霜

米軍立川基地跡地に航空宇宙博物館設置を願い立川市、東京都、国の所轄官庁へ建設運動を始め32年がたちました。 この間歴史を刻んだ貴重な飛行機を含む数々の資料が壊され、または廃棄されていきました。 日本の誇った優秀な飛行機設計者は既におられず、…

飛ぶ仲間 : ふわりん

画像はふわふわと浮かぶ不思議な飛行物体 『鷹・ふわりん』 です。 ほかにもトンボ、蝶、魚、天使、複葉機などがありそれぞれ優雅にふわふわと漂います。 薄い発砲スチロール紙を型紙から切り抜きおもりのシールを貼りバランスを調整します。 風の止むのを見…

伝家の宝刀

ペンキはがし名人になったオジさんは今日も♪ベタベタとペンキ剥離液を塗っています。 今日はプロペラに塗りました。 強い刺激臭と皮膚につくとヒリヒリ痛むので困ります。 元陸軍の操縦士の人に 《プロペラは刀と思え》 と言われたのを思い出します。 プロペ…