Entries from 2009-01-01 to 1 year

大空・飛行雲

今日は快晴ですが昨晩から吹き始めた北風が収まらず入間航空祭へ出掛けた人はさぞ寒かったと思います。 NPO立航博の展望台?からは航空自衛隊入間基地上空で演技するブルーインパルスの機影が見えました。 下は隣町の自作飛行機製作大ベテランの方より寄…

“ 絶景かな! ”・・・・・と飛ぶ仲間

画像は先日八王子に 「飛行最中の皮型」 を受け取りに行く際渡った多摩川に架かる拝島橋からの眺めです。 茅原があったり岩礁?が見えたり、川辺にたたずむ仙人みたいな白いサギ、青いサギと高見からの見物を満喫しました。 自動車では何度かこの橋を渡った…

≪お餅も入ってベタベタと安くてどうもすいません!≫

画像はベタベタとペンキ剥離剤を翼端に塗った直後です。 浮き上がったペンキは木のヘラを使い表面に傷を付けないよう除去します。 次に水で洗い流し天日で干します。 型くずれ、ヒビなどがある物は除外します。 その上でお味の方を・・・・・“ おっと、間違…

立川名物 『飛行最中』

立川の和菓子店 『松栄堂』 は陸軍立川飛行場が完成した数年後の大正13年、飛行場正門近くに店を開きました。 飛行機図柄の粋な包装紙に包まれた 「飛行羊羹」 はお土産などに大変重宝がられたようです。 戦後は商品に《飛行》の文字を使うのを自重してき…

さて、その次に控えしは~

57年前輸入された (元)青木航空所有セスナ機のしっぽのレストアが終わり次は主翼端のペンキ剥がしに取りかかります。 主翼端には右に緑色灯、左に赤色灯の航空灯 (船と同じか) が取り付けられています。 主翼から翼端を外してみると緑色灯はレンズも電…

ここ掘れワンワン

♪裏の畑でポチが鳴く~・・・・大判、小判がザック、ザック、ザックザク。 さて、裏の畑に財宝は埋まっているのでしょうか。 先日、農家のおばあさんが “うちの裏の畑に古いヒコウキがあるよ” と言うので驚いて聞き直せば旧陸軍の練習機の操縦席部分らしいと…

夜空の天体ショー

きのうの立川の夜空は薄雲がかかり期待したオリオン『流星』群を観ることができませんでした。 夜明け前トイレに起きたついでに天空を見上げればオリオン座の星が輝きついぞ星など見たこと無い無粋なオジさんもこの天体ショーに引き込まれてしまいました。 …

星形エンジンのシリンダー

NPO立航博の会員で縮尺1/16のゼロ戦の模型 「【零戦をつくる】デアゴスティーニ・ジャパン発売」 を組み立て始めた人がいて見に行ってきました。 プラモデルでなく金属製なので細かいところまで忠実に再現されています。 市販でこのような精巧な組み立…

栄枯盛衰 その3

60数年前、ここ東京多摩地区の空は飛行機が沢山飛んでいたと思われます。 青梅線に沿って立川の陸軍飛行場、昭島の昭和飛行機飛行場それと福生の陸軍多摩飛行場(現在の横田飛行場)が近接していたので航空管制の無い時代他機の見張りはさぞかし忙しかった…

栄枯盛衰 その2

一昨日行った 「ラウンジ・ダコタ] からは昭和飛行機の旧飛行機工場が見えました。 格納庫を転用した昭和の森・屋内テニス場。 40年以上前ここにはヘリコプター会社がありピストンエンジンのヘリがパタパタと飛んでいました。 アメリカの街角か? 大型バイ…

栄枯盛衰

今日はNPO立航博の会合があり昼食後、近くのラウンジ 『ダコタ』 へ足をのばしました。 ここは71年前 「昭和飛行機」 が創立したところです。 昭和飛行機はアメリカのダグラスDC-3輸送機を国産化し400機以上生産しました。 DC-3型の愛称の一つ…

セスナ機のレストア

青木航空が57年前アメリカから輸入したセスナ機の復元塗装が終わりました。 といってもしっぽの部分だけですが・・・・・画像最下これがオリジナルの彩色です。 ここまでを総括してみると尾翼だけでも当時の姿に戻すことは容易なことではありませんでした…

セスナ機の塗装

古いセスナ機のしっぽにペンキを塗る準備をしています。 まず、縞々の部分とセスナのマークが入るところに白ペンキを薄く塗ってみました。 乾燥後に紺色を吹付け塗装します。 前回腐食を防ぐための下塗料を塗った部分は細かい水ペーパーで表面を滑らかにしま…

ここまで来たぞ孫悟空!

画像は57年前の(元)青木航空所有セスナ170B型 (JA3014) の尾翼に貼ったロゴマーク抜き文字シートです。 情けないですが半年かけて、ほんのお釈迦様の手のなか、威張ることはできません。 記録しておいたロゴマーク残影位置にシートを仮止め。 台紙…

海を渡った五つのリンゴ

今日6日は78年前、アメリカの飛行機 『ミス・ビードル号』 が青森県淋代海岸より飛び立ち太平洋無着陸横断飛行に成功した日です。 パイロットが機内で食べるようにと地元の紅玉リンゴ5つが積み込まれました。 ビ号は41時間後アメリカのウエナッチ飛行…

アメリカ慕情

毎年恒例アメリカのネバダ州リノで開かれる飛行機のスピードレースも終わり、無制限クラスでは弱冠22歳のパイロットが改造プロペラ機を勝利へ導きました。 お父さんもレースパイロットでおじいさんは飛行機の博物館を作った飛行機一家です。 このカリフォ…

セスナ機のロゴマーク

人間は57年経つとどうなるか・・・となりのオバさんを見れば直ぐ分かります・・・して、その心は? なんて言うと怒られそう・・・。 しかし飛行機は57年経ってもシワもタルミも無くお肌はスベスベ。 57年前のセスナ機の厚化粧ペンキを取ってみるとピカ…

飛行機のリベット (鋲・びょう)

画像はアルミ合金製の飛行機に使われるリベット各種です。 飛行機の構造部や板に打ち付けて固定するのに使います。 材質、形状様々ですが一般的なのに丸頭と平頭があります。 画像左上の平頭リベットを例にとると米軍規格部品番号は (MS20426AD6-9) でこれ…

飛行機菓子

ブログもオジさんも種切れでお休み、今日は頭を休めておいしいお菓子を食べました。 上は所沢・ねぎしの名菓 「ファルマン」 古い飛行機の名前で、おぐらあんとマロンあんがあります。 下はアメリカの 「ベビールース」 チョコレート。 包み紙のデザインが変…

立川飛行場の残影

画像は地元、国営昭和記念公園の玉川上水口付近から眺めた旧陸軍立川飛行場跡地に残る煙突です。 残堀川を挟み向かって左が公園、右が煙突の残る広大な国有地 (留保地) で既に原生林みたいになりオオタカの姿も見受けられるそうです。 60年以上前ここに…

新旧ユニーク飛行機

今回はドイツの三日月型飛行機に続きユニークな形の飛行機です。 画像は垂直離着陸機、名前は 「Pogo・バネ付き竹馬」 の本とエンジン(プロペラ)傾け機 のパンフレットです。 芸術の国フランスには幻想が現実化したようなユニークな形の古典飛行機が残って…

ヒットラーのステルス戦闘機

画像の模型は60年以上前にドイツが造った元祖ステルス機ホルテン229です。 実機は外板が合板製のジェト戦闘機、これで強力なイギリス本土防空レーダーをかいくぐり攻撃するつもりだったのでしょうか。 大きな前輪が愛嬌の飛行機です。 しかしこんな三日…

陸軍三式戦闘機・飛燕 (ひえん)

先月の航空雑誌に旧日本陸軍のプロペラ戦闘機がレストアされている様子が載っていました。 読んでみると三式戦Ⅰ型がありニューギニアで発見されアメリカへ運ばれたもの・・・・・とすると30年前カリホルニア州チノ飛行場で見た飛燕に違いないと思いました…

飛行機の御利益

アメリカの自作機協会 (EAA) の博物館が所有する80年前の古い飛行機を使い1930年代実在した銀行強盗 「ジョン・デリンジャー」 の映画がEAAパイオニア・エアポートで撮られました。 格納庫も当時を模したのがあり、そのまま撮影に使えたと思われ…

アメリカの飛行機

画像はアメリカの自作飛行機協会誌 「スポーツ航空」 8月号の表紙です。 ≪お手てつないでランデブー≫ 比翼連理か湯島の白梅か・・・ 何でこのような飛行機を作るのでしょう? また作れるのでしょうか? これを成してしまうのが飛行機先進国アメリカの魅力で…

デビューの現か

初めて公園デビューを果たしたママたちも慣れれば安心お砂場談義。 定年を迎えた団塊世代のお父さん、地域デビューでセカンドライフを楽しくお過ごし・・・。 日本の自治体が世界最大 「パリ航空ショー」 に出展デビュー。 さて、『国立立川航空宇宙博物館・…

飛ぶ仲間 : 蛾 (続き)

横田基地近くのステーキハウス (赤提灯)へ雨の中自転車で出かけ、Kashira、Tan、Hatsu and Nikomi をいただき、Good機嫌で戻りました。 店の壁には戦闘機の写真が何枚も飾ってありました。 画像は前回の続きです。 見事な蛾さんです。 “どうだ俺様、カッコ…

飛ぶ仲間 : 蛾

今日のお題は 『蛾/が』 さんです。 画像は、おとといの晩飛び込んできた大きな蛾です。 バタバタと電灯の周りを飛び騒ぎ羽粉をまき散らすので直ぐ消灯しました。 その後ゆっくりと観察、初めてみた不思議な蛾でした。 羽は彩色された木の葉そのもの、広げる…

青木航空史話

画像は、にっかつビデオ(株)で発売された51年前の石原裕次郎さん主演映画 『紅の翼』 ビデオテープ外箱です。 映画は裕次郎さん扮する飛行機のパイロットが悪漢と戦いながらも病気になった子どものためにセスナ機で血清を八丈島へ届けるストーリーです。…

セスナ機の機体カラー考証

57年前の (元)青木航空のセスナ170型機 (JA3014) に輸入時の色を塗ろうと思い国交省航空局へ2回、日本のセスナ代理店へ1回、アメリカのセスナ社へ3回、国際セスナ170協会へ2回、 製造番号と製造年月日を告げ機体外部に塗られていた色について…