飛行機のリベット (鋲・びょう)

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 画像はアルミ合金製の飛行機に使われるリベット各種です。 飛行機の構造部や板に打ち付けて固定するのに使います。 材質、形状様々ですが一般的なのに丸頭と平頭があります。 画像左上の平頭リベットを例にとると米軍規格部品番号は (MS20426AD6-9) でこれは頭部の形、材質、軸の太さ及び長さを表しています。 これがまた厄介で直径は1/32、長さは1/16インチ単位です。 これでは頭がついていけません、何でアメリカは十進法を使わないのでしょうか?  昔国際基準に合わすためかガソリンをガロン (約3,8リッター) からリッターに変えた石油会社がありましたがしばらくして元に戻ってしまいました。
しかし牛乳も、ジュースもガロンで売っているならガソリンを思い浮かべてしまいそうです。
さて、現在の平頭リベット上部を横から見た皿の角度は100度です。 アメリカの古いプロペラ戦闘機P-40のリベット角度は78度でした。 皿部分の接触面積を多くするためか、その後のP-38戦闘機では100度となりました。

ここで問題です・・・・・画像右3ヶのリベットの名称は何でしょう? 非常に珍しいリベットです。