還暦

 NPO立航博でレストアを進めている(元)青木航空のビンテージ・セスナ機は来年7月29日で還暦を迎えます。
この日までに何とか完成させたいと思いますが諸般の事情により長引くかもしれません。
今日は劣化した窓を外しました。イメージ 1イメージ 2
 窓の下にある鋲(リベット)16本を外してから下に引き出して外しました。 最初に鋲の頭を錐(ドりル)でもんで頭を払います。 次にピン・ポンチなるものを当てがいハンマーで叩き出します。
 
イメージ 3      “外れたなり”  イメージ 5イメージ 6                                                      ついでに 風防も外しました。 これは下側の押さえ帯金具のリベットを外しました。 取り付けには少し太めのリベットが沢山並んでいて、しかも何故かサイズが一様ではありません。 イメージ 4
 さて新品の風防のお値段はいくらかや・・・・・整備士の人に聞けば、≪飛行機の部品は高額と相場が決まっている≫ 何て脅かされます。
弱小NPOの立航博はいつもドキドキです。 で恐る 〃 部品販売カタログを見れば何と215ドル(約1万6千円
60年も前のセスナ機の部品が販売されているのも驚きですが、このお値段にいくらか安心しました。