星形エンジンのシリンダー

 NPO立航博の会員で縮尺1/16のゼロ戦の模型 「【零戦をつくる】デアゴスティーニ・ジャパン発売」 を組み立て始めた人がいて見に行ってきました。
プラモデルでなく金属製なので細かいところまで忠実に再現されています。 市販でこのような精巧な組み立て模型は初めて見ました。 主翼の内部などは実機に接しているみたいな錯覚に陥ります。
 この模型ゼロ戦のエンジンシリンダーの高さは20ミリですので実物は32センチ位なのでしょうか。
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厳しい精度の金型で造ったのか、素晴らしい出来ばえのシリンダー。
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参考にNPO立航博の保存資料から旧ソビエト製カモフ・ヘリコプター用、星形エンジン (シリンダーがクランクケースに放射状に取付いている) のシリンダーです。 高さは同じく32センチです。
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排気弁のロッカーアーム部、弁に接触して押す箇所はローラーがついています。 
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カモフ・ヘリコプターのエンジン・ログブック (発動機航空日誌) 西洋の古文書みたいで紐で閉じます。 エンジンの使用時間などを記入する際は正に紐解くのです。