NPO立航博会員でデアゴスティーニ社が毎週小出しで販売する縮尺1/16の零戦模型を組み立てている人の様子を見に行けば大分形になってきました。 この号の説明書にはゼロ戦の星型エンジン取付架について載っています。 これは直径30と32ミリのクロム・モリブデン鋼管を溶接して造られているようで、ちなみに我がNPO立航博でレストア中のセスナ170型のは直径16ミリです。 また、直列エンジンでは解説文にもありますが側面を挟むようにして取り付けています。
他にP-51に似た形でエンジンベッド・タイプというのもあるようです。 飛行機のエンジン架の自動車との違いはエンジンを載せて置くだけではなくプロペラの作る前進させる力を機体に伝える役目もあるのです。 ここは振動にさらされる重要部品なのでオーバーホール時は厳密な検査が行われます。
オジさんはおったまげた、こんなリアルな模型は見たこと無い・・・・・エンジンと胴体の間にあるパイプ状のが 『発動機取付架』 なり。
『飛燕』 の胴体延長上にあるエンジン取り付け部。 右の格子穴はエンジンの空気取り入れ口。
少し分かりづらいですが、Yの字を横に寝せた形のP-51のエンジン架。
小型双発機のベッド・タイプのエンジン架。 エンジンはクロスフローでスーパーチャージャー付き8,800cc/380馬力。
最後にお出ましはNPO立航博が製作中、一人乗りミニミニ飛行機のエンジン架です。