海を渡った五つのリンゴ

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 今日6日は78年前、アメリカの飛行機 『ミス・ビードル号』 が青森県淋代海岸より飛び立ち太平洋無着陸横断飛行に成功した日です。 パイロットが機内で食べるようにと地元の紅玉リンゴ5つが積み込まれました。 ビ号は41時間後アメリカのウエナッチ飛行場に胴体着陸しました。 ウエナッチもリンゴの産地で、その後リチャードデリシャスというリンゴの枝5本が日本に送られてきました。 この枝を接ぎ木したリンゴの木は大きく成長し沢山の実をつけました。 
『ミス・ビードル号』 はこの冒険飛行を実施するため東京の立川飛行場で燃料タンク増設や空気抵抗を少なくするため車輪を上空から切り落とす改造整備など準備を行いました。
その整備実施後、試験飛行を30分行っています。 下の画像は当時の飛行記録でtokio(東京) とあるのは東京・立川です。
なおこの画像は (http://www.spiritofwenatchee.com )  に載っているビ号複製機が再び日本からアメリカへ飛ぶ試みは何時か? と尋ねたメールの返事に添付されてきたものです。
上の 〔月刊たくさんのふしぎ・第112号 (太平洋ぼうけん飛行)高頭祥八 文・絵〕福音館書店発行 はミス・ビードル号のすばらしい絵本です。 多くの子どもたちに見せてあげたいと思います。

ところで画像のリンゴはオジさんが既に食べてしまいました。