青木航空史話

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 画像は、にっかつビデオ(株)で発売された51年前の石原裕次郎さん主演映画 『紅の翼』 ビデオテープ外箱です。 映画は裕次郎さん扮する飛行機のパイロットが悪漢と戦いながらも病気になった子どものためにセスナ機で血清を八丈島へ届けるストーリーです。 主題歌も裕次郎さんが歌っていてなかなか聞かせます。 映画の中の航空会社は青木航空(後の日本遊覧航空)がモデルになっていて羽田空港を拠点に運行していた双発機も出てきます。 また、当時の羽田空港のアナウンスや日本航空の4発プロペラ旅客機が映し出され記録フィルムとしても価値があります。 
しかし、何といっても海上の雲の合間を飛ぶセスナ170型機がきれいに撮れていてるのが印象的です。エンジンのかけ方やそれに伴う計器の動き、裕次郎さんがキャブレターを直すシーンなど、メカファンにもお薦めの映画です。 現在DVDで販売されていると思います。