飛ぶ仲間 : 鳩(ダブ)

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 ご存じ、向こうのお山までウサギと競争し勝ったのはカメさんです。 カメさんは今度はハトさんと問答し押し切ってしまいました。  カメさんが強いのかハトさんが弱いのか?・・・・・・ずっと昔には軍鳩という強いハトさんがいて軍隊では通信 (伝書鳩) に使われ絶対迷走したりせず、しっかりと役目を果たしていました。
画像はイギリスのデハビランド・ダブ (鳩)13人乗り旅客機です。 終戦後、航空再開の日本に導入された双発機です。 特徴は、逆さま式エンジン, プロペラは左回り, 初期型の昇降舵は右が大きい (なぜか解りません?) 操縦席の上に天測窓?のようなのがある, 着陸装置は空気式 (一般的には油圧か電気式)・・・車輪を下げる際 “プシュー” という空気の音が聞こえます。
石原裕次郎さん主演の昭和33年・日活映画 「天と地を駈ける男」 ではこのダブチンが存分に空を飛んでいるのを観ることが出来ます。 
さて、この飛行機を撮ってから20年位経ちましょうか、残っていれば奇跡です。 NPO立航博ではこれら戦後の航空史を刻んだ貴重な飛行機を保存しなければならないと考えてきました。 微力ながら過去に3機だけ廃棄から救うことが出来ました。                                                        ここで、飛行機の好きな皆様へお願いです。 どうか1機でも残す動きをしてください。 単発機なら主翼を外し胴体を垂直に立てて保管すれば少ない面積でも置くことが出来ます。
NPO立航博が本格的になった時、お迎えに参りたいと思います。