飛ぶ仲間:鳥人間

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NPO立航博はご多分にもれず、運営費もままならず青息吐息です。そこで賞金100万円を狙って毎夏琵琶湖で開かれる『鳥人間コンテスト』にエントリーしようかと調べてみたら既に先月の末、閉め切りでした。今年は32回目だそうで7/26(土)27(日)開催です。
画像は第1回のものです。優勝は当時としては驚異的な82.44m飛んだ機体で設計は旧海軍の一式陸上攻撃機の主務設計者、本庄季郎さんでした。機体の完成度は高くさすが日本の誇った優秀な飛行機の設計者と思いました。何しろ機体の金具類がすごい、アルミ塊からの削り出し,翼型は風速がほんの僅かでも揚力がかせげるるような形,これが解っていたとは(現在では風力発電の風車の羽にみられるか),機体後部が少し上がっていて飛び出し時プラットホームを離れた瞬間尾翼がぶつからない配慮など・・・やはり凄い!。
翻って我が方は(お手伝いした記録です)機体は実際のグライダーにならって造られ機能的には申し分無し、しかしこの翼型でこの風速では揚力はゼロ、パイロットは勢いよく飛び出したもののあっという間に頭から突っ込み記録は4mに届かずでした(下2段の画像)・・・情熱は負けていませんでした。