飛行機の修理・続き

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今回結合した板は2024-T3という一般的に飛行機に使われるアルミニウムと銅の合金板です。強くて軽く鉄の1/3の重さです。 リベット(鋲・びょう)はアメリカ製航空機用を使いました。
参考にした本は「航空機の基本技術」発行 日本航空技術協会、 それとハンマーとスナップ(リベッの頭受け)です。
修理箇所の板厚とか重ねる板の厚さとかそれにより使用するリベットの太さ、長さ、また本数、間隔、端距離など選定要素があります。 トン、トン、トンと打ってこれまた定められた寸法にしなければなりません。つぶれ具合はリベット径の1.5倍、つぶれ部の長さは径の0.5倍(最小)などほかにも注意しながら行います。
 
結果の自己評価:ハンマーが板金用でなく打っている途中でリベットが曲がり始めたり、つぶれ形状が楕円になったり、部材に傷をつけてしまったりでもっと練習しなければいけません。しかし、かしめは完全です。        今日は前向きな飛っ爺からのレポートでした。

(社)日本航空技術協会:専門的な「航空技術」誌を毎月発行その他多くの書籍も取り扱っています。
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