チノの飛行場

イメージ 1

イメージ 2

先日、アメリカのチノの飛行機復元工房を紹介しました。 「さとちゃん」さんと 「TIME TRIPPER」さんから
“こんな倉庫で暮らしたい・・・” “アメリカはいいなー” とのコメントを頂きました。 その願いに役立つか少し述べてみます。 あくまで最低の生活経費でです。
まず、出発に先立ち親子、夫婦その他しがらみを断たねばなりません。 次に永住権を申請しつつパスポートを取り1年有効往復航空券を買う、滞在先(ホテル、友人宅など)をはっきりさせておく (これらは入国審査で厳しい) 国際運転免許書をもらっておく。 アメリカは医療費がすごく高いので歯など日本で治療しておく。 ロス空港でレンタカーを借りる予約をしておく。 
いざ、出発、ロサンゼルス国際空港着。 入国手続きが終わりレンタカー事務所へ行く (途中日本語のうまい美人の物売りに注意・NO,Thank youと大声で言う)  宿泊は各安宿が空港でマイクロバスでピックアップもしてくれるので到着日はこれを利用しても良い。 翌日レンタカーでチノへ向かう (アメリカは右側通行のため交差点を左折する時はくれぐれも交差する道路の右レーンに入らぬよう注意) フリーウェイは最初は怖いが直ぐ慣れます。 チノ飛行場へ着いたらボランティア先を探す(相手の信用を得るまでが大変) そのうちレストア工房に泊まれるようになるかも知れない、但し風呂は無い・・・・・といい加減ですが、 次に早めに自分の車を買うためロスのダウンタウンリトル東京へ行き日系新聞 「羅府新報」 を買い車売買欄と求人欄を見る。 ここは日本人街でいろいろな情報を得ることができます。 当面は格安のボーデイングハウスへ泊まり飯と仕事にありつくこともできます。 さてアメリカで暮らすのに絶対必要な車ですが、お勧めの車は富士重工が輸出したスバル360です。 安くて燃費が良いがフリーウェイをいい気に走っているとガス欠に見舞われる、郊外だとガソリンスタンドまで1時間歩きなんて羽目になるので注意。 スバル360クラブもあるので部品はあります。 さて情報を仕入れたら60キロ東のチノへ帰りこれからの当面の生活に備えます。 近くのモーテル6が安いのですがここはたまにシャワーを利用するのに泊まり、通常はスバルを宿にします、座席を外すと床に寝られます。 長身の白人男もスバルに住んでいました。 寝る時は24時間営業のレストランの駐車場が安全のためお勧めです。 たまにはアメリカの悪ガキどもがスバルをひっくり返そうと大揺らししますが中でじっと耐えねばなりません。 小は床の水抜き穴を利用、大はチノ飛行場フロッズカフェのドアの無い便所でします。 また日本男児が切なくなったら近くの○○かロサンゼルスのサンセット大通りへ (ここはすごい、女神たちが路地に立ち悩殺されます) あとは病気せぬよう、早く一人身に慣れるのが肝要です。 そうすれば念願の飛行機ずくしの毎日となります。 画像はアメリカのスバル360とサンバーです。