今回98号にはエンジン・カウリング (エンジンカバー) と枠型空中線なるものが入っていました。 枠型空中線は組立てると今流行の羽無し扇風機みたいな形です。
ク式無線帰投装置の枠型空中線。 広い洋上で遠く離れた空母に帰るため電波を受信しその方向を確認します。 このアンテナと無線電話機と併用のアンテナを使い方位を測定します。
これはアメリカの古い飛行機が使用していたループアンテナ (スピードがまだ遅かった時代)
近年に近づきスピードが増した飛行機の写真を見ると空気抵抗を考慮した砲弾水滴型のアンテナが見られます。 この中にモーターで回るループアンテナが入っています (これは調布飛行場で捨てられていたものです)