がらんどう

 画像右は、ほとんどの部品を外しがらんどうになったセスナ機の胴体内です。 
このビンテージセスナ機は、(元)青木航空が使用していたセスナ170B型(JA3014)です。
NPO立航博では59年前アメリカから購入されたこの飛行機を当時の状態に戻し、皆さんに見て頂くためレストアを始めました。 まずは翼など大きな箇所から外し同時にペンキも落としました。 つぎに胴体内の部品を少しずつ外し保管を行っています。 イメージ 1イメージ 2
 部品を取り外す前と後の操縦席部の比較です。イメージ 3イメージ 4
 後部胴体です。
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 今日取り外した最後の部品、操縦桿取付け部、それと補助翼の鋼索、滑車です。 操縦桿を操作すると連動した鋼索が滑車を介し作動し補助翼や昇降舵を動かす機構となっています。  
分解して気づいたことは60年も前に製造されたこの飛行機の基本設計が如何に優れていたかということです。
現在飛んでいるセスナ172型と基本はほとんど変わらないのです。
ホンダの50cc汎用バイク、スーパーカブも同じです。