“現在、高度1万フィートを飛行中”

 今日、NPO立航博には下校時の小学生が15人来館しました。 オジさんは子供たちに開設90年の立川飛行場の歴史やレストア中のセスナ機について説明しました。 今日は零戦についても模型を使いお話ししました。  すると・・・・・
奥に置いてある双発機の操縦席から “1万フィートを飛行” なんて声が聞こえてきます。 航空計器が読めるのか操縦席の子供に聞いてみればジェット旅客機は高度3万フィートを飛んでいるなどとかなり詳しいのです。 
この子たちに小型機の飛行体験をさせてあげたいと切に思いました。 アメリカでは既に100万人以上の子供たちがEAAという組織の飛行体験プロジェクトにより空を飛んでいます。 EAAのメンバーの一人は600人の子供を自分の小型機に乗せたそうです。 飛行体験した子供は体験したことがない子供と比べ5.4倍パイロットになるとのこと。 
立航博では空にあこがれる子供たちの夢を断たぬよう何かできたらと思います。 
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 画像は漆黒の宇宙を飛ぶ宇宙探査機でしょうか?・・・・・実は立航博に来る小学生は皆知ってる飛行機の高度計なり。
現在は電波高度計などもありますが、これは気圧高度計、高さにより気圧が変化するのを利用しています。
しかし高度1万6千5百メートルでは音速1224キロも540キロを指し、海面上を飛ぶ対潜水艦哨戒機では気圧が下がってくるとマイナス (水面下) の高度を指し何とも気味の悪い飛行になるようです。
(画像の指針はマイナス80フィートを指しています)