日本飛行機歌壇

に投稿したら、見事入選。
   「擦(こす)れども 擦れども わが飛行機 光りならざり じっと手を見る」  立川彦木イメージ 1
 ≪♪ぴかぴかの~ 一念心≫・・・・・ 日本では古い飛行機の多くは処分され、残っていることは珍しいのですが、NPO立航博では地元立川の青木春男さんが60年前アメリカから購入した古いセスナ機が専門学校の教材として使われていることを知り、教材廃止になったら是非引き取らせていただきたいと申し入れていました。 かなり年月がたち学校から連絡があり勇躍引き取りに行きました。 これが青木航空で使われていたセスナ170-B型 (画像) です。 
今回はこの飛行機の胴体左、最後部から磨き始めましたが中ほどに行くと深い傷 (黒いシミのように見える部分) が沢山あり幾ら研磨剤で擦っても取れません。 ひどい所はスクレッパーによる傷で、これはどうにもなりません。 恐らくペンキを落とすのに時間が掛かり剥離剤で落ちなかった箇所をサンドペーパーやワイヤーブラシで擦り、挙句にスクレッパーまでもが使われたのでしょう・・・基本を逸脱した蛮行に心が痛み、そのうち手も痛くなりふと浮かんだのが上記の歌です。 磨くとオジさんのジジイ面が写り “この野郎め!” と思うのですが、それが無いだけ良いかと、妙に納得。
 
   《立川に国立航空宇宙博物館の建設を》