編隊飛行

  《あな美しき編隊飛行かな》・・・かな?
オジさんが玉川上水緑道を歩いていると上空をアメリカの戦闘機が編隊を組んで北へ飛んでいきました。 厚木基地から飛んで来るのか、このコースを飛ぶのをよく見かけます。 しばし見とれていると何やらしわがれた声が前方から聞こえ・・・・・                                       
       ジイ   “もうこれで終わりだな”
   オジさん (そう、お前らはもう終わりだ) ・・・・・と思いながら良く見ればジジイどもが緑道に自生し、そろそ                                 ろ枯れ始めたキツネノカミソリを観ていたなり。
先に進めば別の二人が建築中の建物脇に開いた穴を指差しながら
   ジイ   “あの地面の大穴はなんだんべ” 
  オジさん (おメエらの埋かる穴だや、早く入ってしまえ)・・・・・と思いながら歩いていけば 『千手橋』 に着く。
この眺めの良い橋の別名は 『編隊橋』 ならぬ 『変態橋』、聞くところによると、散歩中のジイさんがここで玉川上水の流れを眺めていると一見真面目そうなジイが寄って来て玉川上水について講釈を始めたそうな。 
しばらくして “おい!立ってきちゃった、触ってくんねえか” “行くか?” と迫ってきたそうです。
この変態ジイはバイアグラの飲み過ぎか、口説かれたジイさんは “俺にはそんな趣味はねえ” と断ったそうです。
あと10年もすれば日本はジジイだらけの世になる、即ち変態ジジイの数も比例して増えるのであります。 
それにしてもジイとジイの卍がらみとは想像するだけでも 《あな恐ろしき変態卑好》 なのであります。
ご用心、ご用心あれ。イメージ 1                                                                                           この機種が良かった。 ご存知、航空自衛隊ブルーインパルスの 《美しき編隊飛行》イメージ 2
                                   玉川上水の看板を見ていると変態講釈師が近づいてくるかも知れません。
 
 
    《立川に国立航空宇宙博物館の建設を》