《スカイフィールド那須》の滑走路を南に向けて飛び上がるとすぐ眼下に蛇尾川(さびかわ)が視認される。 この川は普段は水無川、上流で伏流となり、この辺では大石、小石だらけで殺風景、賽の河原もこんなかなと思われる。
ところが、ひとたび山に雨が降ると岩壁のそそり立つ急峻な大蛇尾峡谷に雨水が流れ込み大量の水は谷を駆け下りあっという間に川下は水有川に変身する。
そこを見計らって濁流渦巻く蛇尾川へ出掛けてみれば・・・・・危険、渡河禁止(普段は車で通れる橋の無い公道)の看板。
名も知らぬ遠き島より流れいずるはヤシの実か、どんぶら、どんぶらと桃の実か・・・・・
ここにいれば猛暑など何処の話かと相成る。
≪毎日が那須野ヶ原の自然塾≫