御神体は1969年型トライアンフ・ボンネビル、52歳にもなると英国美女もしわが増え美貌も劣化、そこで化粧直しを思い立ち一年籠ってクラッチ交換作業を含む修復を
化粧を落とす前の座席シート裏側。
化粧を落としてみれば、錆だらけで一部は崩れていた。ところで、古典文学には往時最も凄まじきものは増女(年増女)の化粧面とある。鉛粉をぬたくり歪んでしまった顔にそれを隠すためまた厚塗りするので終いにはお岩になってしまう。
この興ざめは現代でも同じ、そこら中にお岩がいる。そういえば近年夏になっても四谷怪談は放映されませんが。
トライアンフはお岩にならず美しい英国美女に変身いたします。
それではまた、 那須地人会 塾長