飛ぶ仲間:人魂(ひとだま)

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朝日新聞・額絵シリーズ最終回の「東都佃ノ漁舟/とうとつくだのいさりぶね」が届きました。“オッこれは人魂の墜落図だ”と絵の素養の無いオジさんは勘違いしてしまいました。
人魂は闇夜や雨の日に湿地や墓場などで比較的低い高さをふわふわと飛ぶ青白く燃える球形状の怪火で鬼火、狐火とも言われるようです。近年世の中が騒がしいのか現れず期待外れです。
画像は江戸時代の浮世絵師歌川広重の描いたかがり火をたいて白魚を捕る風景画です(縦長なので部分)。
かつて“山形空港で飛行機がおちた”と聞いてビックリして聞き直せば“飛行機がついた”ということなので胸をなでおろしたことがありました。
額絵シリーズは第1回葛飾北斎の「鳳凰図屏風」に始まり今回まで12回頂きました。朝日新聞さんありがとうございました。