飛ぶ仲間:蝉(せみ)と虱(しらみ)

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今年の夏は猛暑が続きましたが、東京では今日やっと涼しくなりました。今年は蝉がいつまでも各種いっせいに鳴き続けジャーという蝉時雨(しぐれ)とは程遠い百蝉繚乱の様相です。関西ではクマゼミが大発生とか、何か地球の生態系が狂ってきたのでしょうか。画像はこの夏頑張ったアブラゼミさんと蝉の11型(?)飛行機エンジンです。これを搭載した機体は昭和10年頃日本飛行機(株)で国産化したフランスの軽飛行機「空の虱・しらみ」と聞きましたが出版共同社刊・日本航空機総集によれば虱のエンジンはポアンサール25馬力とあります。また機名は虱では都合が悪いのか「雲雀・ひばり」の名で売り出されました。空への上がり下がりは羽の後ろをを直接上下に動かして行ったようです。
下の画像は我が町の旧立川航空機(株)で戦後エンジンを95馬力にパワーアップした大虱です。