梅棹忠夫先生

 先日民族学者の梅棹忠夫先生がお亡くなりになりました。 国立民族学博物館の創設に多大な尽力を傾けられ、初代館長としても活躍なされました。 国を動かし建設に至るまでの戦術と行動力は非常に参考になり、これはNPO立航博の今後の動きに反映させて行きたいと思います。 梅棹先生には一度電話で国立航空宇宙博物館建設についてご意見を伺ったことがあります。 ご多忙な中、航博建設に肯定的な意見を具体的丁寧にお話して下さいました。 
このご意見を基にNPO立航博では構想と航博建設フローチャートを作成し、飛行場として最も長い88年間の歴史がある当地立川市の市議会へ国立航空宇宙博物館建設の請願を行い採択されています。 
今後の日本には梅棹先生のように行動が伴い立派な業績を残す人物は期待できないような気がします。
誠に残念ではありますが、この場より先生のご冥福をお祈りいたします。