オジさんは零戦になった

 NPO立航博会員で (株)デアゴスティーニ・ジャパン販売の零戦の模型作りに挑戦している人の様子を見に行けば何と胴体後部は治具を使い組み立てたそうです。  “本物みたいだなあ ” と感心しました。
毎週解説の本と共に組立キットが入っていて100号で完結だそうです。  54号の本を見せてもらえば主脚の翼への引き込み機構が載っています。  解説文中 (主車輪収納部内のカバー開閉アームを車輪が押して、カバーを閉じた) とありますが、これは車輪格納最終段階でタイアがカバー内側に付いたアームを押し上げピタリと閉じるという非常に簡単で優れたアイデイアなのです。 これも零戦の強調すべき軽量化の一つです。
ところでオジさんも検診でメタボ宣告されましたが機体重量を零戦と同じに徹底的に軽量化し12キロも減ったのです。 ≪世のメタボおじさん達、スマートな零戦になりましょう≫イメージ 1
矢印の先がパイプ状の車輪カバー開閉アーム、これをタイアが蹴飛ばしピタリと閉める。 複雑な機構でなくいたって簡単、故障も少なくその上軽い。イメージ 2
同じ第2次大戦の傑作機P-51戦闘機の車輪ドア。 オイル作動筒など複雑な機構が付く。