カラスのチュッ!

 おととい神戸市立・王子動物園のパンダが死にその賠償額4,100万円を貸主の中国へ払うと報道されていました。 死んだ原因はかけた麻酔が覚める途中、吐いたものが肺に詰まっての窒息死。 何故麻酔をかけたのか・・・・・メスのパンダの発情に合わせオスの精子を抜き取るため。  
 オジさんはこれを見て旧ナチス・ドイツの 『死の天使、ヨーゼフ・メンゲレ』 を思い出しました。 医者であったメンゲレは残虐非道な人体実験を子どもにまで行っています。  パンダは死んだと言うより傲慢な人間に殺されたと認識すべきです。 何故麻酔までかけ精子を取る必要があるのか、動物だからかまわないという人間の都合の良い解釈の元に行われた動物虐待そのものです。 一度、王子動物園の職員が麻酔をかけられ精子を抜き取られる苦しい経験をしてみたらよいのです。 過去には千葉県の動物園でハゲコウの羽を切り園外へ逃げ出せないようにしました。 何故こんなことが人間に許されるのか、子ども達に何と説明できるのか・・・・・。
 オジさんは鳥類が好きで近くの多摩動物公園に出掛けたことがありますが、猛禽類の大きな鳥小屋を見たとき “あっ! これは間違いだ ” と思いました。 パンダを見たけりゃ中国に行けばいい、鷲を見たけりゃ山を訪れればいい。 パンダの種の保存に貢献などと美辞麗句による詭弁は止めることです。 殺してしまったのですから。
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 NPO立航博に毎朝飛んでくる二羽のカラス、食べ物を分け合っているほんとに仲睦ましい夫婦です。 人には人格、パンダには熊猫格、カラスには鳥格があるのです。 地球は人間だけ居させてもらうところではないのです。