『飛』の山

NPO立航博は飛行機好きが集まって発足しましたが飛行機だけでなく、空に関する事象、事物も情報収集しています。

昨日は今年初めての那須地人会登山日で、その昔、烽火(のろし)を上げた『飛』の山を探索してきました。福島県と栃木県の境にある山で、この辺では一番高く549.5mあります。登山ルートは無く、どこから取り付いたら良いか分からずカンで決め薮をかき分け登り始め、およそ1時間で三角点のある山頂に着きました。

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国道294号から『飛』の山を望む

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山頂です。昔、木は伐採され展望は良く、烽火を上げられたと思います。

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ふと東を見ると、直ぐ近くに同じ高さのピークがあり行ってみると立派な石塔がありました。

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『石尊大権現』と刻まれた文字が読めます。裏側に天保三年〇〇・・・とありますが風化して読めません。誰がどんな経緯でここに据え付けたか興味がわきます。この山のふもとに石切り出し場があり、その関係でしょうか?

今回は『飛』という名前に興味をそそられての山行でした。