JAPAN′S SUICIDE BLADE

とは自殺の刃(特攻の剣)か?

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画像はアメリカの航空雑誌『エアークラシックス』今月号に載った旧日本陸軍の剣(つるぎ)という攻撃機で、現在アメリカで保存されています。 初めて見る操縦席の写真には驚愕、『気化器操作把手/スロットルレバー』を含む取り付け部は木片で造られています。 

日本の解説書などもこの機体は初めから一機一艦撃沈の体当たり特攻機として生産したとあります・・・が、設計者の回想には ‟最初から特攻用に造った飛行機では決してなかった” とその製造に至った背景や経緯が述べられています。 

当時、回天や桜花といった操縦者の命を犠牲にした体当たり爆弾兵器があり、このような状況判断によって戦後、特攻兵器とされてしまったようです。

しかし、この残存『剣』をよくぞ記事にし貴重な写真と共に載せて頂いたと思います。

しかし、しかし、しかし、我が日本にも確か1機残っているはず・・・・・状況は定かでありません。

日本人の習性による封印か忘却か、悲惨な戦争体験を伝える実証の意味は大きいのです。