古くて趣のある飛行機

イメージ 1

イメージ 2

 今年は旧式のプロペラ輸送機ダグラスDC-3型が誕生して75年目、生産機数は何と1万4千機以上その内1万機相当が軍用のC-47型だそうです。 しかし驚くなかれ現在100機に近い機体が飛べる状態にあるのです。 アメリカでは生誕75年のお祝いが各地で行われるようです。 
日本では戦前、昭和飛行機が零式輸送機として400機以上国産化しています。 戦後は民間航空の輸送機としてDC-3型は活躍しました。 この名機を日本でも1機残せたらと思っていましたが恐らく残骸すら今は残っていないと思います。 以前東京西部にある遊園地に航空局使用の 「千代田号」 が残されているというので見に行きましたが既に廃棄されていました。
古くて技術的に劣る飛行機 (物) は志気に影響したりお金にならないなどと簡単に捨てられるか野ざらし状態です。 温故知新、保存しておけば必ず新しい発見や技術改良の役に立つのです。
画像は以前これが最後と栃木県小山遊園地で撮影したDC-3型 (JA5078) とアナログ計器の並ぶメカニカルな操縦席・・・・・Tamaranaiのです。