翼端渦

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 横田基地の滑走路脇フェンスから米軍のロッキードC-130輸送機の着陸を見ていたところ、飛行機はかなた先に着陸しましたが、しばらくしてフェンス越しに滑走路と直角方向から ≪シュ~、シュパシュパ、ササ~!≫ と奇妙な音とともに地面を這うように風が吹いてきました。 つむじ風が発生したか・・・? いやいやこれが飛行機の翼が作り出す翼端渦の風に違いないと思い戻ってから本で調べてみました。  
飛行機の翼端では下から上へと内側へ巻き込む渦が発生しなかなか消えず後方に残るようです。
この渦は強烈で40年以上前ノースアメリカンXB-70バルキリー試験機が発生する翼端渦に近くを飛ぶF-104戦闘機が巻き込まれ衝突し2機とも墜落してしまいました。 
画像は上からC-130輸送機,NPO立航博ビデオ資料XB-70外箱(Great Planes Series : AEROCO Inc.) しかしアメリカはすごい飛行機を造っていたものです。 下は翼端渦の想像図で青い部分は実際には見えません。