お宝飛行機

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アメリカの広大な農場には大きくて古い(Barn)納屋があり画像のような本まで販売されています。
その中からたまに古く朽ちたお宝飛行機が見つかります。2年前にはスパルタン複葉機が納屋で発見され見事に復元され博物館へ寄贈されました。またカルホルニア州のサンフェルナンドではライアンPT-22が2機放棄された車庫で発見されています。
それでは我が日本ではどうでしょう、3番目の画像は少し古いですが埼玉県にある納屋から顔をのぞかせている羽布張りのエアロンカ7AC機です。果たして鑑定やいかに?
ところでフランスでかつて造られた優美なブガッティーという車をご存知でしょうか、1939年ブガッティーはモデル100レーサーという飛行機をスピードの世界記録を破るためとドイツに対するフランスの戦闘機開発を助力するため1機造りました。これが運良く占領したドイツに見つかることなくその後30年もフランスの納屋で息をひそめていました。この流麗で魅惑的な芸術品はすでにアメリカの博物館へ寄贈されていますがこのところ少し動きがありますので見守っていきたいと思います。

注)2番目の画像:ライアンPT-22/アメリカ陸軍最初の低翼初期練習機,最大スピード時速206キロ,160馬力星型エンジン付き。