飛ぶ仲間:ちょうげんぼう/Falco tinnunculus

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今日4日は立春です。近くの梅の花も満開に近く東京の八丈島ではうぐいすの初鳴きがあったようです。
きのうは節分で今年の恵方、北北西に向いて恵方巻を食べながら古いアメリカ映画に「北北西に進路をとれ」というのがあり、複葉機が地上にいる主人公に執拗に襲いかかるシーンがあったのを思い出しました。NPO立航博の北北西すぐ近くには横田基地、今年は良いことあるかも。
ところでこの恵方巻全国で140億円の商いになったとか・・・。NPO立航博ではヒコーキまんじゅうでも売ろうかなァ。何て思いながらふと空を見上げるとチョウゲンボウが澄んだ青空の中ゆっくりと円を描きながら飛んでいます。もうサーマル(上昇温暖気流)が発生する時候になったのか。春うらら、ディープインパクトは一回1200万円の種付け料、団塊のオジさんたちは種も枯れ気味一回1200円の価値もありません。
オッと、脱線しました。今日のお題はチョウゲンボウ(英語でマーリン)隼の一種です。画像はレストア完了後の写真です。イギリスのロールスロイス社で製造された第2次大戦のプロペラ飛行機用エンジンの最高傑作の一つで名前はマーリンです。性能もさることながら外観は芸術的な機能美さえ備わっています。正面から見るとV字形に2列のシリンダーが並び片側6,合わせて12気筒です。1番前(画像右)はプロペラ軸、次に減速歯車、シリンダー、インタークーラー、加給機、最後部は噴射型キャブレターです。
後ろの人と比較して大きいのが分かると思います。排気量27000cc,1490馬力。

注)チョウゲンボウ:ワシタカ目ハヤブサ科の猛禽類ヘリコプターのようにホバリングでき獲物を狙う。