飛ぶ仲間:B-2ステルス爆撃機

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昨日、13時34分NPO立航博上空へ奇怪な形をした飛行機が南から飛んできました。良く見ると背中に大きな円盤を背負っています。横田基地へ着陸した様子です。図鑑で調べるとボーイングE-3A早期警戒管制機でした。
画像の奇怪な形をした飛行機(とがっている方が前部)は1950年ならば横田基地へ着陸侵入したかもしれないと考え並べてみました。左がノースロップXB-35,右がYB-49爆撃機でTAKARAの世界の翼DX(1/700スケール)シリーズで販売中です。やっと7箱目でゲット。奇才ジョン・ノースロップによるこの全翼機アメリカ本土からヨーロッパもしくはアジアのターゲットを渡洋爆撃するために開発され、始めは4発のエンジンに2重半転プロペラを取り付けましたがその後ジェットエンジンに変換されました。
しかし生産は政治的な問題(マーチン社の顧問にアーノルド将軍がなったのか?)も絡み13機のプロトタイプで終わりました。ノースロップのコンセプトは現在のB-2ステルス爆撃機に引き継がれ130個ものコンピューターによって操縦安定の問題も解決されています。
1988年11月12日のB-2発表お披露目に際し老ノースロップは招待されいろいろ質問をし自分の設計概念に間違いのなかったことを確認し大変満足げでした。アメリカには先駆者を尊重し称える心意気があります。
因みに、YB-49とB-2の翼幅は同じ172フィート(52メートル)です。これも偉大な設計者を称えてでしょうか。