方向舵のレストア (第1ステップ完了)

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画像はセスナ機 (JA3014) の方向舵・前桁の錆落し前と後の比較です。 侵食(点食)された箇所もすっかりきれいになりました。 次のステップは各部の損傷点検 (亀裂、変形、磨耗、腐食、リベットの緩み、作動伝達金具の取付状態、尾灯及び配線の老化等の点検) です。 そしてボルトやヒンジの取付け部は目で見えない割れがあるかの確認のため 『染色浸透探傷検査』 を行います。 

ここで横槍が入り “JA3014の該当TCDなどの実施記録を調べ未実施の場合はこれを行い航空日誌に記載しておいたほうが良いぞよ” との助言がありました。
さて、TCD とは何ぞや?・・・調べてみると 「耐空性改善通報」 のことで自動車の 「リコール」 みたいなものでしょうか。 該当TCDはどのように調べるのか? また、尾翼にもTCDが出ているのか?  ???・・・が続きます。
飛ばすまでのレストアをなんて見栄を切ったもんでこりゃ大変なこっちゃ。
下の画像は今回腐食除去に使った皆さんお馴染みの商品と酸中和剤です。