大東亜共栄圏

 NPO立航博はバーチャル戦争マニアでも軍国主義者の集まりでもありませんが、我国で開発された飛行機を固有の技術産物として捉え少しでも史料を発掘し次世代へ伝えて行きたいと考えています。 
前回ご紹介した 零戦21型』 ソロモン諸島バラレ島のジャングルで発見され数十年のレストアの後、完璧な姿に再現されたものです (エンジンはアメリカ製を搭載)・・・・・こうしていかにも分かったようにしてつらつら書くのは欺瞞たらしく嫌なのですが、少しはお役に立てばと思います。
それではバラレ島はどこにあるのでしょうか、グーグルアースでインプットしても出てきません。 そこで東京神田の書店で購入した航空路図で調べてみました。 ご存知ラバウル (ニューブリテン島) の南東に位置するブーゲンビル島最南端に小さな点で発見できました。 グーグルアースの凄いところはズームアップで地形の判断が出来、また多くの写真も添付されていることです。 旧日本海軍の飛行場だった場所では飛行機残骸の写真も載っています。                                                              イメージ 1しかしここよりずっと東の北緯3度、東経172度のギルバート諸島タラワ、マキン島までも日本軍の守備範囲?・・・余りにも広く散らばった島々への補給はいかようであったか等々、環礁の中に浮かぶ島々をズームアップしながら思いました。
画像は日本海軍の飛行場 (島のくびれた部分) があったマリアナ諸島パガン島・・・火山島なり、ここにも旧海軍の飛行機残骸が2機残っています。