油圧の心 母ごころ

 昨晩テレビで検察のトップ即ち検事総長が年内に先の証拠改ざん隠蔽事件の責任を取り辞めるようだと報じていました。 検事を辞めるとヤメ検検事総長だとヤメ総かなんて話していましたが、これが中々ヤメ総にない。    平民の声
≪今期ボーナスは満額もらい退職金もウン千万円、天下り先も確保されての辞任劇か・・・・・何て勘ぐりたくもなるなぁ。 これで事の始末の幕引きにするつもりか? ところで証拠改ざんの検事さんどうしているやら、まさか自殺なんてしないだろうな≫                                                     以前警察が暴力団事務所にガサ入れに入ったところ不祥事を起こし首になった元警察官が中に座っていた、何てこともありました。   “おっ、こんなところの顧問に天下っていたのか!” とならぬよう願いたいものです。
 
さて、パスカルの原理が零戦にも応用されているというので調べてみると、脚とフラップを作動させる油圧装置で大きな力を得るため使われています。 エンジン直結の油圧ポンプから送られた航空一号作動油を調整弁で60kg/c㎡にし各作動筒を動かします。 ちなみに当時のアメリカのプロペラ戦闘機P-51のは74kg/c㎡と少し高めです。
P-51の作動油は米軍規格 (MIL--5606) の鉱物油でしたが現在は (MIL--5606) に取って代わりました。
現在ジェット機の作動油には紫緑色の スカイドロールという合成油が使われ軍規格でなく各航空機メーカーの規格承認となっています・・・・・臭くて皮膚に付いたら大変だそうです。
耐火性,低温度特性,耐侵食性,熱安定,他 過酷な使用条件を考慮した高圧作動油です。イメージ 1
 画像はシェル石油製 (MIL-H-5606) 航空機用作動油、系統から漏れると赤いので識別できるなり。 これも臭くて皮膚に付いたら大変。