九五式ー型練習機

 イメージ 1 画像は先日ヤフー・オークションで入手した古い図面です。 画かれているのは立川飛行機で2,400機も生産された陸軍の九五式一型練習機、機体の色と二枚翼のため赤とんぼと呼ばれました。 多くの陸鷲がこの飛行機で訓練を受け実戦部隊へと巣立って行きました。 
ところでこの古図面は右の諸元欄の文字が薄れて読み取れません。 そこで今日、わが町の誇るかつての飛行機メーカー立飛企業を訪ねいろいろ伺ってきました。 図面の詳細は不明でしたがこの飛行機について詳しく記述された本の紹介をしていただきました。 多くの図面や資料は終戦直前に自主的に焼却されたのかも知れません。 
同じ第2次大戦の敗戦国ドイツは多くのものを残しました。 フォッケウルフFw190というプロペラ戦闘機の図面は5千枚以上、これを元に現在アメリカで複製機が製作され飛んでいます。
またアメリカでは太っちょでビア樽みたいな戦闘機グラマンF3F-2がそれこそ小さな部品から全て製作され再現されています(ブレーキは現代版デスクブレーキ) 
これらは文化、考え方の違いによるのでしょうか・・・・・どこかに九五式一型を複製する日本男子はいませんか。