飛ぶ仲間 : コガネムシ

 オジさんは今日、狭山丘陵入山のお許しを請うため伊勢神社にいた。 お賽銭を入れ柏手を打ちいざ入山。
神社後ろの山道をしばらく登ればうっそうとした見事な竹林が現れました。 以前竹林は街道筋の農家の裏などに見られましたが現在は需要が無くなったためか少なくなりました。イメージ 3  温かい日が当たる山道                                                         “おお、ここはエデンの園か”                                                   “さすれば左の木になっているのは禁断の実か、これを食うと悪知恵が付いてしまうのかや”            “ところで裸のイヴは出でこんかなぁ”イメージ 4
  “ああー!麗しのイヴちゃん、ここにおったか”
《喝~っ!》 煩悩を絶ち神聖な神の領域に入山を許されているのに何てことを思うのか、これじゃいけないと気を改め尾根を目指せば・・・・・イメージ 5
 “わああぁ~・・・、今度はアダムが出たぁ!”
これはきっと山の神様が不らちなオジさんを試しているのだ・・・・・心頭滅却、至誠ニ悖トルナカリシカ・・・。イメージ 1
 尾根を越え谷を下り台風15号で倒れた多くの木を見ながらやっと登りつめた193高地 (いくさん/征山)  山の神様に酒饅頭とお茶をお供えします。 
しばらくするとブーンと羽音がし背中が丸くカブトムシの小さいみたいのが飛んできました。 山の神の化身か結構羽風が強いのです (後で調べるとセンチコガネ虫と判明)
コガネムシ (黄金虫?糞を食ってのお金持ち) には大黒様や閻魔様もいたりドウガネブイブイなんてのもいるみたい。イメージ 2
 今回はセンチコガネムシに姿を変えられた山の神様にお礼を述べ山を下ります。
下りはオオタカの尾根の峨眉山 (旧電視山) を経て御判立への道です。 画眉鳥の鳴き声はさすが春と違い少ないのですが2回聞くことが出来ました。 カラスは年中鳴いているなり。