飛ぶ仲間:薬缶(やかん)

「夜間飛行」, この言葉には何とも言えぬ旅情を感じます。アメリカのロサンゼルスの夜の到着便では着陸態勢に入った上空からは桝目状の道路をやさしくおおう青白い街路灯が眼下にかなたまで広がり、異国に着いたかと感慨深いものがあります、またシカゴの街のオレンジ色の街灯はナトリウム灯でしょうか長く一列に輝いている様は、これも素晴らしい夜の街を演出しています。
この美しい下界の夜の街にアメリカの人々が様々な暮らしをしているのだろうなと思いました。
他にこの四文字で思い浮かぶのは,飛行家サン・テグジュぺリの小説の題名と麗しい女性のつける香水名?でしょうか。
昨日の新聞で新しい「夜間飛行」を見つけました、写真の説明には(地上に戻った神舟6号の帰還船)とあります、無事帰還しクレーンで吊り下げられている図ですが、全体が金色で少し焦げて何かに似ています?  あーこりゃ、やかんだ。真鍮で出来たあの大きなやつです。・・・それで昼間も飛びましたが,やかん(夜間)飛行です。 長征ロケットと共に技術の集大成として飛ぶ仲間に大歓迎です。
日本人宇宙飛行士も乗せてくれると両国の友好になると思います。