スバル360・Mayor/市長

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「野崎参りは屋形船でまいろ」と東海林太郎さんが野崎小唄で歌っています、そこでこちらは「チノ参りはスバル360でまいろ」とスバルでチノ飛行場詣でをしました。ロサンゼルスから60号線(ポモナ・フリーウェイ)を東へ向かいます、セミ・トラック(大型トレーラー)が横を追い抜いていくとその風圧でスバルはヨロッとあおられますが元気に走っていきます。途中の町の交差点で信号待ちをしていると、横にピッタしと同じ色のポルシェ356が並びました、スバルに少し外形が似ていますが4つ少なくお椀を伏せたようなクルマです。ブーン、ブーンとエンジンを空ぶかしてこちらを挑発しています。
さあ、次ぎの信号まで競争です(信号グランプリ)。“こちらは零戦の血を受けついでいるスバルだ、負けてたまるか”と身構えます。信号がグリーンに変わりエンジンの回転とクラッチをジャストミートし急発進します、彼のポルシェを一馬身リードしたと思いきや、あっと言う間にポル公は前方かなたへ走り去りました。
“今度あのお椀野郎に会ったら容赦しないぞ”と年甲斐もなく熱くなりました。しかし2度と会うことはありませんでした。会わなくて良かったかな!なんて・・・。
(注)チノ飛行場:アメリカのカリホルニア州にあり古い飛行機が沢山あります。