飛ぶ仲間:ノースアメリカンP-51戦闘機

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前回は黄色のスバル360でしたので今回は黄色の飛行機です。画像の飛行機は第二次大戦の最優秀プロペラ戦闘機のP-51ムスタング(野生馬)機です。アメリカでは自家用機としてまだ何機も飛んでいます。その内の一機がこのP-51で毎年9月にネバダ州リノで行われるプロペラ機の周回スピードレースのペース機として活躍していました。
このイエロームスタングがある時エンジン故障でローカルなポモナ飛行場に緊急着陸しました、四人掛りで予備のエンジンに交換です。しばらく作業をしていると爆音が聞こえ上空に何やら暗緑色の飛行機が進入してきました、翼を翻すとスーと着陸してきました。カーチスP-40(第二時大戦のプロペラ戦闘機)です、着陸スピードは戦闘機のためかかなり速く車輪が着くとキュ、キューと機首が左右に振れましたが無事うまく修正し液冷エンジン特有の音を響かせてこちらへ近ずいてきました。
プロペラが止まり降りてきたのはベテラン・パイロットのスティーブ・ヒントンさんです。しばしブレークタイム歓談の後ヒントンさんは再び機上の人となり空の彼方に飛び上がって行きました。
こんな映画の1シーンのような情景をアメリカのヒコーキ野郎は普段ごく普通に演出しているのです。
エンジン換装を終え試運転も終了した後、エンジンオイルを交換しますが、抜いたオイルは・・・?(近くの小川へドロリと流してしまいました)。 アーメン!