飛ぶ仲間 : 隼(はやぶさ)戦闘機

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アメリカの飛行機レストア会社、ゴスホーク社から旧日本陸軍の戦闘機「隼」の復元についてメールが届きました。4機の内1機は既にオレゴン州の博物館へ売られ2機目は完成後シアトルのボーイング博物館へ行きます。これらの機体は元チャンプリン航空博物館のダグ・チャンプリンさんがアリューシャン列島の占守島から救出したたものでテキサス飛行機工場社で造りあげゴスホーク社で完成です。
チャンプリンさんはこの計画に既に2億円以上も費やしています。1機のお値段は約5千万円で、飛ばすにはプラス5千万~8千万円が必要となります。
昨今ビンテージカー,ビンテージバイクの価値が認められていますがアメリカでは第2次大戦で活躍したP-51戦闘機が現在1億円以上で売られています。
残る2機の「隼」は何処へ・・・?    この値段が高いか安いか皆さんはどうお考えでしょう。
因みに世界で唯一アメリカに残っていた飛行可能の旧陸軍の戦闘機「疾風/はやて」は日本に売却されその後オーナーが次々と替わり哀れな末路をたどりました。最後は確か1億4千万円で引き取られたと記憶します。

≪疾風の仇は隼で討つ≫なんてことは申しませんが、かつて中島飛行機時代に隼を生産した富士重工さん太田の群馬工場の展示館に1機いかがでしょう。
画像はアメリカで17万人の会員を持つ自作機協会(EAA)の博物館に展示されている隼です。

追伸:東京の上野にある国立科学博物館に展示されている2座のゼロ戦日本大学の先生がポンと当時2       千万円を寄付し購入された経緯があります。