映画の飛行機

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先週、テレビ(チャンネルNECO)で日活・小林旭スカイアクションスペシャル4本を放映していました。 ①都会の空の用心棒 ②都会の空の非常線 ③嵐を突っ切るジェット機 ④太平洋のかつぎ屋
共に昭和34・35年、48年前の作品です。特筆すべきは当時の飛行機がカラーで登場し貴重な映像資料といえることです。4シリーズで観られる飛行機は。
 
国籍・登録記号:JA7045(川崎ベル47G‐2)ビラ撒き、ネット吊り下げ広告など現在ではお目にかかれない情景が展開します。他の出演機は7075(47G-2),3033(セスナ170A)初島,3081(セスナ170B),3115(デ・ハビランド・カナダDHC-3)オッター・かわうそ,3117(パイパーPA-18)スーパーカブ・こぐま,3122(富士重工KM-2)#3,3176(デハビランドカナダDHC-2)ビーバー,5045(デハビランド104)ダブ・はと,5071(ビーチクラフトB-95)トラベルエアー,5102(ビーチクラフトD-18S)ツインビーチ,6138(          ),6153(デハビランド114)ヘロン・あおさぎ,2033(萩原H23)グライダー等々。 それと航空自衛隊のT-6,T-33(海上低く飛びなかなのシーンです)F-86戦闘機はブルーインパルス曲技飛行が見事です。
出目金型スバル360も出演し乗っている女優さんもポっチャリと綺麗です。米軍立川基地も出てきます。
画像は戦後昭和29年に初飛行したJA3100(川崎航空機KAT-1練習機)おおよど、です。ジェット機ではありません。プロペラを外されているのです。たった2機の製造でしたが歴史的価値があります。
撮影時はかろうじての展示というより放置でした。日本は歴史的飛行機を残し次世代へ引き継ぎはしないのでしょうか?・・・これでは法治国家というより放置国家です。
映画ではもう1機のKAT-1(JA3084)とのアクロバットシーンがあり貴重な映像です。