入魂式

 今から58年前の昭和27年7月、東京立川の青木春男さんがアメリカのセスナ170型を3機購入しました。 (元)立川飛行機のテストパイロットであった青木さんは戦後全面的に禁止されていた航空の再開に備えあらゆる努力を傾注し、ついに航空機使用事業第1号の認可を受け羽田空港で勇躍航空会社のスタートを切ったのです。 その後青木航空はいろいろな経過を経て現在の全日空へと繋がっていきました。 
今回の画像は青木航空が購入したセスナ機の1機 (JA3014) のプロペラです。 当時と同じにするレストアが終わり本日ステッカーを貼り入魂しました。
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プロペラメーカーの復刻ステッカー貼り付け位置決め (位置の指示はどこにも書いてないので、オーバーホール書の写真を参考に決めました)
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ステッカーの台紙はがし・・・慎重に慎重に。
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出来上がり。
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両方の羽へ貼ります。
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レストア前の状態です。
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スミソニアン航空宇宙博物館にも負けない出来映えなり。