６４年前の今日８月１４日 立川飛行機で長谷川龍雄さんを主任設計者として開発が進められていた高高度戦闘機 『キ９４』 が完成しました。
開発に携わった人々の意気込みも空しく一度の試験飛行すら出来ず進駐してきたアメリカ軍に接収されました。 因みに終戦直前の試作機 局地戦闘機 『震電』 はフルパワーで無いにせよ初飛行を行っており関係者の面目は多少保たれたかと思います。 その後アメリカに渡った 『キ９４』 の顛末はアメリカの航空歴史家でも分かりません。 したがってアメリカで飛行テストが行われたかどうかも分からないのです・・・米航空技術情報部隊の報告書に ki-94 tested as 〔T2-150〕 という記述があり オジさんはこの ≪tested≫ はフライトテストの過去形と思いたいのです。
画像は模型飛行機制作マニアの人が寄贈してくれた 縮尺 1/72 木製の 『キ９４』 です。
『キ９４』 について書かれた本 ： マン・マシンの昭和伝説 講談社 幻の高高度戦闘機 キ９４ 三樹書房
陸海軍試作戦闘機 幻のつばさ 学習研究社
