二・二六

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 74年前の2月26日、雪が降った東京で陸軍青年将校による大きな事件が起こりました。
今日オジさんは事件の拠点となった山王ホテルではないですが、同じ赤坂溜池のANAインターコンチネンタルホテル37階からこれまた雪ではなく雨に濡れる眼下の国会議事堂を眺めていました。 もちろん「昭和維新」や「尊王討奸」の文字は見えず決起した兵隊の姿も無く、ただ忙しく行きかう人と車の姿が見えるだけでした。
さて、ここシリウスの間では 「藤田会」 が開かれ今回特別に参加させて頂きました。 58年前の青木航空が現在の全日空まで辿る間活躍された関係者の方々の集まりです。 元陸軍少年航空兵出身の人、海軍の零戦パイロットで最後は大型ジェット旅客機トライスターまで乗った人、青木航空時代からずっと営業を担当してきた人、整備関係の人、また当時のスチュワーデスと思われる女性の方々が当時を振り返りいろいろとお話をして下さいました。 NPO立航博でレストア中の(元)青木航空のセスナ機の写真と航空日誌を持参し見てもらいました。 皆さんとても懐かしく思われ喜んでいただけました。 
特に航空日誌の乗組員欄にご自身の署名が載っていた方は “生きていて良かった” と興奮気味におっしゃられました。 NPO立航博の使命が果たせこちらもうれしい一日でした。