楽しい便り

 アメリカの 『スバル360クラブ』 から手紙が届き、スバル360とサンバー(赤いワンボックス) の写真が同封されていました。 緑のスバルはイメージが雨蛙なのかナンバーは 「FROG 4」 アメリカ人は天道虫とは思わないのでしょう。 隣のサンバーのは 「SUB 360」 とさすが会長さんの車です。 往年の日本の名車が遠いアメリカで大切に乗られているとはうれしいことです。 
スバル360は富士重工で製作され、主務設計者 (とあえて言いたい) は60年以上前富士重工の前身中島飛行機で艦上偵察機 ・彩雲の開発に携わっていた百瀬晋六さんです。 
この豆自動車は2サイクル・エンジンで並列2気筒、デフ・クランクケース,ドア取っ手,椅子の金具他各部に軽いアルミが使われています。 最終のスポーツタイプ・ヤングSS型のエンジンは360cc、36馬力となりシリンダーはスリーブ無しの全てアルミ合金で出来ていました。 そして流線形モノコックボディー (空気抵抗の減少、結果として重量も軽くなり燃費も良い)  難点は軽自動車4人乗り設計のため1速ギアが低くシグナルレースで出遅れすることです。 しかし何と言っても我国の飛行機屋が造ったスバル360は永遠に不滅なのです。イメージ 1