ジェット・エンジン

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画像は奇跡的に唯一残る国産初のジェットエンジン「ネ20」です。このエンジンを搭載した日本初のジェット機橘花・きっか」は昭和20年夏初飛行しました。60年以上前のことです。
このエンジン発見の経緯は講談社発行・前間孝則/著『ジェットエンジンに取り憑かれた男』に詳しく書かれています。ジェツトエンジンをたった1枚の図面だけで開発完成させた感動のドラマが描かれていて、一読をお勧めします。                                                                    ネ20完成試運転で発生したタービン翼付け根の亀裂について、イギリスのホイットルという人の開発したエンジンのタービンブレードは取付け部との間に隙間を与え熱膨張を考慮してあったが、ネ20は直接に熔接したがため亀裂問題が解決されなかったとあり・・・“ふぅ~む”と考えさせられる部分です。
下は、ネ20が発見されたノースロップ工科大学(ロサンゼルス空港の近くイングルウッド)
下の下は、高温高圧ガスにさらされるタービンブレード、→部がホイットル・エンジンではすでに発明されていたモミの木形状の部分ここがタービンホイールにはめ込まれる。
そのまた下はタービンブレード取付け図(F-104戦闘機用J79-GE-11Aエンジン)