飛ぶ仲間:メッサーシュミトMe262複製機

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第2次大戦末期ドイツのジェット迎撃機としてメッサーシュミトMe262機は登場しますが、現在でも飛行機ファンに根強い人気があります。アメリカでは数年前この飛行機の完全復刻版を再び大空へ舞上がらせました。出来上がった機体はレーシングカーなみ?です。それはオリジナルと比べ重さがすごく軽くなりエンジンの出力も格段に上がったからです。エンジンは共に軸流式でコンプレッサー8段。
                                               
原型機(ユンカース・ユモ004B)と複製機 (GE-J85-17)の比較   
  圧縮比3.14 : 1/6.9 : 1 推力890キロ/1280キロ 重量810キロ/177キロ     
 
以上、ジェットエンジンの性能は60年も経つと技術の進歩でこんなに変ります。
それと機首に取り付く30ミリ機関砲4門がダミーなのでこれも重量軽減になります。
しかし何と言ってもアメリカの飛行機ナットの熱意には本当に頭が下がります。下はGE-J85ジェットエンジンノースロップT-38練習機/F-5戦闘機などにも使われています。ちなみにユモ004・エンジンの使用見込み時間は10~25時間しかありませんでした。